コーヒーの風味として苦味や酸味、甘みなどがよく言われる風味です。
その中には、ピリッとしたスパイス感のあるものや、濃厚な味わいを出してくれるスパイシーな風味も含まれています。
スパイシーなコーヒーは気分をシャキッとさせてくれるような効果もあるもの。
普段とはまた違った風味のスパイシーなコーヒーを今回、詳しくご紹介していきます。
この記事を書いた人
スパイシーなコーヒーとは
そもそもスパイシーなコーヒーとは、スパイスのような風味や刺激を持ったコーヒーのことです。
しかし「スパイス」といってもその種類は様々で、日本なら山椒や七味をイメージしますし、ハーブやシナモンもスパイスです。
実はコーヒーでも同じように、スパイスの種類はとても様々な表現がなされます。
アジアで生産されるコーヒー豆の中には独特な香りを持つものも多く、タイやベトナムなどの特徴的な香りともいえます。
スパイシーなコーヒーの選び方
コーヒー豆・コーヒー粉で選ぶ
まずは購入時にも選択することができる、コーヒー豆で選ぶかコーヒー粉で選ぶかを決めましょう。
手持ちのコーヒーメーカーによって変えても良いですが、コーヒー本来の味わいはコーヒー豆が最もはっきりと出ます。
反対にコーヒー粉ならば豆を挽く手間もなく、忙しい日には時間短縮にもなりますね。
コーヒー生産地で選ぶ
コーヒーは生産地によって味わいや風味が全く異なり、生産地ごとの特徴を知っておくのがおすすめ。
スパイシーなコーヒーは苦味やコクがはっきりとしていることも多く、アジアや南米が中心となります。
特にインドネシア産のコーヒーは苦味が強く、アジア特有のスパイス感が楽しめます。
焙煎度合いで選ぶ
コーヒー豆はどれくらいの時間と火力、そして手間をかけて焙煎するかによって味わいが違ってきます。
短時間だけ焙煎する浅煎りから、しっかりと焙煎する深煎りまで味わいは様々。
焙煎時間が短ければ短いほど、焙煎の難易度は高く、時間が長ければ簡単になります。
浅煎り
最も短い時間の焙煎で終わらせたコーヒー豆のことを、浅煎りと言います。
浅煎りにしたコーヒー豆は苦味やコクがあまりなく、酸味がとても強いコーヒー豆に仕上がっています。
全体的にあっさりとした味わいが好きな方や、何杯もコーヒーを飲むような方におすすめです。
中煎り
浅煎りと深煎りの中程度にある焙煎が、中煎りという焙煎度合いです。
バランスよく焙煎されている度合いなので、苦味も酸味もほどよく感じられて飲みやすくなっています。
その分、香りなどもしっかりと感じられるので、こだわりがない方やコーヒー豆の良さをより知りたい方は中煎りがおすすめ。
深煎り
最も焙煎時間が長く、じっくりと黒くなるぐらいまで焙煎されているのが深煎りです。
深煎りのコーヒー豆はムラなく全体的に深い焙煎になっているため、安定した味わいにもなりがちです。
特に苦味やコクが強くなっており、食後のお口直しや朝イチにおすすめしたい焙煎度合いです。
スパイス感で選ぶ
スパイシーなコーヒーと言っても、スパイス感は様々あり、フレーバーホイールだけでも6種類があります。
シナモンやナツメグなど、インドを中心としてよく知られているスパイス感。
そしてペッパーなど、香辛料のようにピリッとした味わいのスパイスなどが知られています。
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スパイシーなコーヒーのおすすめランキング
No.1銀河コーヒー アゾテア アンティグア
火山と水源がもたらした驚異のフレーバー
グァテマラのコーヒーといえばまずはアンティグアコーヒーと言われるだけある、特徴的なフレーバーのコーヒー。
3つの火山と美しい水源が生み出したコーヒーでもあり、品質の高さと味わい深さはトップクラス。
まったりとした特徴的な甘みと、フルーツやチョコレートを加えたスパイシーな味わいが人気です。
レビュー
- 酸味
- 苦味
- 甘み
- 香り
- コク
- コスパ
▼商品情報
内容量 |
150g |
産地 |
グァテマラ |
焙煎 |
中煎り |
品種 |
アラビカ種 |
No.2自家焙煎かかし珈琲 インドネシア マンデリンシナール
野生感が豊かな大地を感じるコーヒー
マンデリン特有の苦味やコクは当然ですが、それ以上にスパイス感がとても強いコーヒーです。
複雑なフレーバーは、アジア特有のスパイスとマンゴーが組み合わさった風味。
たくさんの太陽を受けて育ったコーヒー豆なので、光のマンデリンと名付けられている希少性の高さもあります。
レビュー
- 酸味
- 苦味
- 甘み
- 香り
- コク
- コスパ
▼商品情報
内容量 |
200g |
産地 |
インドネシア |
焙煎 |
中深煎り |
品種 |
アラビカ種 |
No.3パオコーヒー カロッシ・トラジャ
シナモンを思わせるスパイス感のトラジャ
トラジャコーヒーは名品とも言われているほど古くから愛され続けてきたコーヒー銘柄のひとつ。
気候条件が整っており、限られた土地でしか栽培できないからこそ、その良さはここでしか味わえません。
類を見ないコクと、口当たりなめらかな味わい、そしてシナモンのようなフレーバーが特徴的です。
レビュー
- 酸味
- 苦味
- 甘み
- 香り
- コク
- コスパ
▼商品情報
内容量 |
500g |
産地 |
インドネシア |
焙煎 |
中煎り |
品種 |
アラビカ種 |
No.4神戸ファクトリーナコーヒー パプアニューギニア スペシャルティコーヒー ザ・シティー
木の実のようなドライな香りのザ・シティー
パプアニューギニアはコーヒー生産地としてあまり有名ではありません。
ですが、実は品質の高いコーヒー生産地でもあります。
標高1,500m以上の場所で栽培されており、実の引き締まったコーヒー豆に。
乾いた木の実のようなドライな香りが楽しめて、まろやかな酸味とスパイシーな風味は南国特有の印象を与えてくれます。
レビュー
- 酸味
- 苦味
- 甘み
- 香り
- コク
- コスパ
▼商品情報
内容量 |
400g |
産地 |
パプアニューギニア |
焙煎 |
中煎り |
品種 |
アラビカ種 |
No.5木炭焙煎珈琲豆 エチオピア モカG1
華やかなモカフレーバーが安価に楽しめる
コーヒー発祥の地でもあるエチオピア産のモカといえば、世界的にも人気の高いコーヒー銘柄のひとつ。
エチオピアグレード1は最高等級なので、クオリティの高いモカコーヒーが味わえます。
甘酸っぱい華やかさが目立ちますが、実はスパイス感もふわっと感じられるコーヒーです。
レビュー
- 酸味
- 苦味
- 甘み
- 香り
- コク
- コスパ
▼商品情報
内容量 |
200g |
産地 |
エチオピア |
焙煎 |
中煎り |
品種 |
アラビカ種 |
No.6銀河コーヒー ショコラピーベリー ブラジル
希少性の高いピーベリーを使ったコーヒー
まるでチョコレートのようにも感じられる、甘みに特徴のあるショコラピーベリー。
ピーベリーは一本の木からわずか5%ほどしか採れず、口に残る甘い余韻が楽しめます。
カカオのほろ苦さに加えて奥行きのあるスパイシー感が、ここでしか味わうことができないコーヒーを実現しています。
レビュー
- 酸味
- 苦味
- 甘み
- 香り
- コク
- コスパ
▼商品情報
内容量 |
150g |
産地 |
ブラジル |
焙煎 |
中煎り |
No.7スターバックス カフェベロナ
王道の味わいとコクのカフェベロナ
大人気カフェとしても知られているスターバックスの、安定した人気を誇るカフェベロナ。
特徴的なのはダークココアのようなほろ苦さと、濃厚な甘みを併せ持つ味わいです。
優しく香るシナモンのような香りもあり、濃厚な甘みのデザートなどとぴったり合いますよ。
レビュー
- 酸味
- 苦味
- 甘み
- 香り
- コク
- コスパ
▼商品情報
内容量 |
220g |
産地 |
ブラジル、グァテマラ |
焙煎 |
深煎り |
品種 |
アラビカ種 |
No.8東京コーヒー ダッチブレンド
南米とアジアのバランスが取れたダッチブレンド
アイスコーヒーにぴったりなブレンドになっているのが、南米とアジアから仕入れたコーヒー豆のブレンド。
しっかりと深煎りにされたコーヒー豆なので、コクと苦味がより強く感じられます。
100%有機コーヒー豆なので安心して飲めるというのもおすすめの理由です。
レビュー
- 酸味
- 苦味
- 甘み
- 香り
- コク
- コスパ
▼商品情報
内容量 |
200g |
産地 |
南米、アジア |
焙煎 |
深煎り |
No.9パロットコーヒー スラウェシ・タナ・トラジャ
奥が深いコクと苦味のトラジャコーヒー
インドネシア産のトラジャコーヒーは、酸味がほとんどなく苦味の大きく振れている味わいです。
焙煎も深煎りされているのでよりしっかりと苦味が感じられ、ホットよりもアイスとの相性が良いでしょう。
氷が溶けてもちょうどよい味わいになり、よりスパイシーな香りが楽しめるようになりますよ。
レビュー
- 酸味
- 苦味
- 甘み
- 香り
- コク
- コスパ
▼商品情報
内容量 |
200g |
産地 |
インドネシア |
焙煎 |
深煎り |
品種 |
アラビカ種 |
No.10ドリップコーヒーファクトリー インドネシア デカフェ
丁寧な焙煎のインドネシア産デカフェコーヒー
しっかりとした甘みと苦味がそれぞれバランス取られており、深い香りも楽しめるデカフェコーヒー。
インドネシア産のコーヒー豆を使っているので重厚なコクもあり、後味も独特。
世界の有名ロースターが使っている焙煎機を使用しており、スパイシーなコーヒーに仕上がっています。
レビュー
- 酸味
- 苦味
- 甘み
- 香り
- コク
- コスパ
▼商品情報
内容量 |
1kg |
産地 |
インドネシア |
焙煎 |
独自焙煎 |
品種 |
アラビカ種 |
スパイシーなコーヒーのおすすめ一覧表
口当たりで感じられるコーヒーではなく、口に含んでから徐々に感じられるのがスパイス感です。
ふわっと鼻に抜けるようなスパイス感も楽しく、クセになるようなコーヒーとしておすすめです!
No | 商品 | 商品名 | 参考価格 | 購入先 | 内容量 | 産地 | 焙煎 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 銀河コーヒー アゾテア アンティグア |
1,120円 |
150g | グァテマラ | 中煎り | ||
2 | 自家焙煎かかし珈琲 インドネシア マンデリンシナール |
1,530円 |
200g | インドネシア | 中深煎り | ||
3 | パオコーヒー カロッシ・トラジャ |
2,183円 |
500g | インドネシア | 中煎り | ||
4 | 神戸ファクトリーナコーヒー パプアニューギニア スペシャルティコーヒー ザ・シティー |
2,650円 |
400g | パプアニューギニア | 中煎り | ||
5 | 木炭焙煎珈琲豆 エチオピア モカG1 |
1,604円 |
200g | エチオピア | 中煎り | ||
6 | 銀河コーヒー ショコラピーベリー ブラジル |
1,080円 |
150g | ブラジル | 中煎り | ||
7 | スターバックス カフェベロナ |
1,078円 |
220g | ブラジル、グァテマラ | 深煎り | ||
8 | 東京コーヒー ダッチブレンド |
1,530円 |
200g | 南米、アジア | 深煎り | ||
9 | パロットコーヒー スラウェシ・タナ・トラジャ |
1,242円 |
200g | インドネシア | 深煎り | ||
10 | ドリップコーヒーファクトリー インドネシア デカフェ |
3,780円 |
1kg | インドネシア | 独自焙煎 |
東洋のエキゾチックな風味のコーヒーを楽しむ
スパイスといえばアジアを中心とした東洋のエキゾチックな風味が多いイメージでしょう。
実際にペッパーなど香辛料のイメージが強いのは、アジア系の料理でも多く使われているからこそ。
その中には中米や南米などの爽やかなスパイス感も楽しめるため、ぜひ一緒に試してみてくださいね!
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この記事を書いた人
編集部ライター・営業
バリ島で飲んだコーヒーの甘さとザラザラ感にびっくりし過ぎて、吹き出した経験をもつ編集部ライター。
その経験をきっかけに日本と世界のコーヒーの違いを知り、コーヒーの奥深さどんどんハマっていく。
コーヒーの味や香りだけでなく、カフェ空間やコーヒーを作る工程などの魅力にハマり毎週喫茶店巡りをしている。