美味しいコーヒーを自宅で淹れたいなら、サイフォン式コーヒーメーカーもひとつの手段となります。
クラシカルな喫茶店を思わせる見た目のオシャレさと、その美味しさはサイフォンだからこそ。
他のコーヒーメーカーでは淹れることができない、特別感のある美味しいコーヒーが淹れられます。
今回はサイフォン式コーヒーメーカーについて、選び方からおすすめサイフォンまで幅広くご紹介します。
この記事を書いた人
サイフォン式コーヒーメーカーとは
サイフォンは蒸気圧を利用することにより、香り高いコーヒーを淹れることができるコーヒーメーカーです。
フラスコの水を加熱することで、水蒸気が膨張。
フラスコ内のロートへと移動していきます。
コーヒーが抽出されたところで冷まし、コーヒーとなった形でフラスコへと戻っていくような仕組みです。
あくまで“サイフォンの原理”を利用した抽出方法なので、この記事ではサイフォン式コーヒーメーカーと呼んでいます。
サイフォン式コーヒーメーカーの選び方
熱源で選ぶ
すぐに使えて使いやすいアルコールランプ
多くのサイフォン式コーヒーメーカーは、アルコールランプを基本として作られています。
手軽に使用できるというだけでなく、製品展開も非常に多い熱源がアルコールランプ。
スペアを購入しやすい熱源でもあり、初心者でも使いやすいのがアルコールランプです。
手軽で安全に使える電気式
コンセントに繋いで熱することができるのは、電気で加熱するタイプです。
アルコールやガスなどの用意が必要ないため、電気さえ使える環境ならば手軽に作れます。
火を使わないため火傷などの心配もない代わりに、設定された火力で抽出することになります。
火力高く抽出ができるガスバーナー
アルコールランプに次いで人気が高いのは、火力が非常に高いことで知られるガスバーナー。
ダイヤルを回すことにより細かな火力調節が可能で、自分好みのコーヒーが淹れられます。
自宅でカセットコンロをよく使う方などは、そのまま代用が可能になっています。
適切な火力調節とオシャレなハロゲンランプ
火を使うのが怖いという人や、オシャレさを追求するならばハロゲンランプもひとつの熱源です。
抽出から保温、加熱などの段階調節が可能で、好みの加熱方法に変更することができます。
明るく光るハロゲンランプはとても印象的ですが、やや価格が高くなりがちです。
容量で選ぶ
3カップ以下
1人から2人程度のコーヒー量で良いなら、3カップ以下で十分でしょう。
一般的には3カップや5カップとなっているため、3カップ以下のものを選べばOKです。
大量に淹れられるサイズ感だと、サイフォン自体も大きくなってしまうため注意が必要です。
5カップ以上
複数人のコーヒーが必要な場面においては、5カップ以上のサイフォンを選びましょう。
家族全員分のコーヒーを淹れたり、一日に何杯もコーヒーを飲むような人向け。
サイズ感が大きめのものは、少量のコーヒーを作らないように注意しましょう。
付属品やスペアで選ぶ
ガラス製なのでスペアパーツは重要
サイフォン式コーヒーメーカーは、基本的にガラスで作られているようなものです。
耐熱ガラスで作られているものが多いですが、強化ガラスではないため割れることもあります。
部品が多いことも特徴のひとつであるため、ハリオなどスペアパーツが別途で購入できればなおよいでしょう。
アルコールランプが付いていないものもある
多くのサイフォン式コーヒーメーカーには、アルコールランプが付属しているものです。
しかし、中には最初から付属していないようなものもあるため、注意しましょう。
そんなときには、手軽に買えるアルコールランプや、ガスバーナーを選ぶと良いです。
手入れのしやすさで選ぶ
頻繁にサイフォンを使ってコーヒーを淹れる方は、お手入れがしやすい構造や素材を選ぶことは非常に重要。
中でもボールの口元が広いタイプならスポンジを入れやすいので、お手入れも簡単ですよ。
さらに食器洗い機に対応しているものもあるので、ストレスなく使いたい方は手入れがしやすい構造かをチェックしましょう。
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サイフォン式コーヒーメーカーのおすすめランキング
No.1 ハリオ テクニカ TCA-5
代表的な耐熱ガラスのコーヒー器具といえばハリオ
ハリオのテクニカTCA-5は、最大5杯まで淹れることができるサイフォンです。
シンプルな構造なのでサイフォン初心者も使いやすく、サイフォンデビューにぴったりな一品。
ハリオ製ならば仮にガラスが割れたとしても、スペアパーツがふんだんにあるので困ることもありません。
レビュー
- 容量
- 利便性
- 機能性
- 手入れ
- デザイン
- コスパ
▼商品情報
色 |
1色 |
重量 |
875g |
サイズ |
16.0 × 11.0 × 36.0㎝ |
No.2 Diguo サイフォン式コーヒーメーカー 横式
自宅でプロ顔負けのコーヒーを淹れられるサイフォン
やや重量感はあるものの、クラシカルなスタイルのサイフォン式コーヒーメーカーです。
まるで化学の実験を見ているかのような、そんな構造のサイフォン。
ですが、見た目以上に洗練された味と、特別な香りを楽しむことができますよ。
レビュー
- 容量
- 利便性
- 機能性
- 手入れ
- デザイン
- コスパ
▼商品情報
色 |
2色 |
重量 |
2.7kg |
サイズ |
43x34x14.5cm |
No.3 ハリオ サイフォン ネクスト NXA-5
ステンレス製フィルターと使いやすいラバー仕様のサイフォン
ネクストNXA-5は、シンプルな構造でダイレクトにコーヒー風味を楽しめる作りになっています。
使用しているフィルターはステンレス製なので、コーヒーオイルもばっちりと抽出。
安全面を考慮して、ハンドル部分はラバー仕様と、滑りにくい構造です。
レビュー
- 容量
- 利便性
- 機能性
- 手入れ
- デザイン
- コスパ
▼商品情報
色 |
1色 |
重量 |
1.06kg |
サイズ |
11.5×18×39cm |
No.4 ハリオ コーヒーサイフォン モカ MCA-3
芳醇な香りと上下するガラスボールを楽しめるモカMCA-3
上下のフラスコが同じボール型になっており、コーヒーが上下する様を楽しめます。
モカMCA-3では、最大3杯のコーヒーを淹れられて、愛用し続けられる一品に。
ガスバーナーからアルコールランプまで、幅広く対応しているのも嬉しいポイントですよね。
レビュー
- 容量
- 利便性
- 機能性
- 手入れ
- デザイン
- コスパ
▼商品情報
色 |
1色 |
重量 |
1.05kg |
サイズ |
165 × 115 × 290mm |
No.5 ツインバード サイフォン式コーヒーメーカー CM-D854
手軽で安全にサイフォンを楽しめる電気式
アルコールランプで淹れたかのようなサイフォンを再現した、電気のサイフォン式コーヒーメーカー。
ロートやサーバー部分は安心のハリオ製で、落ち着きのあるクラシックデザインです。
サイフォンで淹れたコーヒーを楽しみたいけれど、火加減が難しいという方には、こちらをおすすめします。
レビュー
- 容量
- 利便性
- 機能性
- 手入れ
- デザイン
- コスパ
▼商品情報
色 |
1色 |
重量 |
1.8kg |
サイズ |
255 × 180 × 325 mm |
素材 |
ガラス |
種類 |
サイフォン |
No.6 Yama Glass コーヒーサイフォン 5カップ
サイフォンとしての良さにデザイン性の魅力が加わった
Yama Glass社という海外の企業が作り、デザイン性に長けているサイフォン。
使いやすい作りだけでなく、ハンドル部分のオシャレさは格別です。
このサイフォンで淹れたコーヒーは、繊細ながら風味のしっかりとしたコーヒーに仕上がります。
レビュー
- 容量
- 利便性
- 機能性
- 手入れ
- デザイン
- コスパ
▼商品情報
色 |
1色 |
重量 |
990kg |
サイズ |
10.2 x 10.2 x 35.6 cm |
No.7 Kendal ガラス製卓上サイフォン 5カップ
付属品までばっちり揃った卓上型サイフォン
限られた素材で作られているこのサイフォンは、耐熱ホウケイ酸ガラスやシリコーン、ステンレスで作られています。
アルコールランプや布製フィルターが付いており、スプーンや竹ベラも付いている使いやすさ。
複雑なコーヒーの風味をストレートに表現するには、重要なサイフォンであると言えるでしょう。
レビュー
- 容量
- 利便性
- 機能性
- 手入れ
- デザイン
- コスパ
▼商品情報
色 |
1色 |
重量 |
1.24kg |
サイズ |
41.1 x 19 x 14.2 cm |
No.8 BODUM イーペボ 電動サイフォン 500ml
高温短時間抽出が可能となった電動サイフォン
挽いたコーヒー豆と水を入れるだけ、電源をオンにしたら自動的に抽出されてくるような作りです。
タイマーが内蔵されていることにより、4分間の抽出、4分後に電源が切れます。
サイフォンでの美味しいコーヒーを飲みたいけれど、面倒な手間をかけたくない人にぴったりです。
レビュー
- 容量
- 利便性
- 機能性
- 手入れ
- デザイン
- コスパ
▼商品情報
色 |
1色 |
重量 |
1.97kg |
サイズ |
15.5 x 21.8 x 32.8 cm |
No.9 ハリオ ミニフォン DA-1SV
一人用のコーヒーだけで十分という方のミニサイフォン
一般的なサイフォンよりもとても小さく、一人用のコーヒーがちょうど淹れられるサイズ。
サイズ感も非常に小さくまとまっているので、コンパクトな収納が可能です。
淹れたコーヒーはまったりとして、マイルドな口当たりのコーヒーになっていますよ。
レビュー
- 容量
- 利便性
- 機能性
- 手入れ
- デザイン
- コスパ
▼商品情報
色 |
1色 |
重量 |
540g |
サイズ |
13.8×8.8×18.8cm |
サイフォン式コーヒーメーカーの一覧表
自宅で使えるサイフォン式コーヒーメーカーは、人気ですが少ないのです。
使いやすいハリオなどを中心として、選び方を参考に購入してみてください。
No | 商品 | 商品名 | 参考価格 | 購入先 | 色 | 重量 | サイズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ハリオ テクニカ TCA-5 |
5,691円 |
1色 | 875g | 16.0 × 11.0 × 36.0㎝ | ||
2 | Diguo サイフォン式コーヒーメーカー 横式 |
26,734円 |
2色 | 2.7kg | 43x34x14.5cm | ||
3 | ハリオ サイフォン ネクスト NXA-5 |
6,355円 |
1色 | 1.06kg | 11.5×18×39cm | ||
4 | ハリオ コーヒーサイフォン モカ MCA-3 |
5,118円 |
1色 | 1.05kg | 165 × 115 × 290mm | ||
5 | ツインバード サイフォン式コーヒーメーカー CM-D854 |
10,800円 |
1色 | 1.8kg | 255 × 180 × 325 mm | ||
6 | Yama Glass コーヒーサイフォン 5カップ |
15,290円 |
1色 | 990kg | 10.2 x 10.2 x 35.6 cm | ||
7 | Kendal ガラス製卓上サイフォン 5カップ |
15,971円 |
1色 | 1.24kg | 41.1 x 19 x 14.2 cm | ||
8 | BODUM イーペボ 電動サイフォン 500ml |
9,500円 |
1色 | 1.97kg | 15.5 x 21.8 x 32.8 cm | ||
9 | ハリオ ミニフォン DA-1SV |
8,382円 |
1色 | 540g | 13.8×8.8×18.8cm |
サイフォン式コーヒーメーカーの売れ筋ランキングをチェック!
ご参考までに、サイフォン式コーヒーメーカーの売れ筋ランキングを各サイトにて確認できます。
サイフォン式コーヒーメーカー利用時のポイント
サイフォン式コーヒーメーカーの淹れ方
手順
① コーヒー粉をセットする
② お湯を注いで沸騰させる
③ ロートにお湯が溜まったらベラで混ぜる
④ 1分ほど加熱して止める
⑤ もう一度混ぜる
⑥ コーヒーがフラスコに落ちるのを待つ
サイフォン式コーヒーメーカーを使ってコーヒーを淹れるときは、通常のコーヒーとやや異なった手順です。
コーヒー粉や水をセットして沸騰させたら、ゆっくりと温まったお湯がロートへと上がってきます。
しっかりとコーヒーが抽出されるように、適度に撹拌させてコーヒーを抽出させていきましょう。
熱源を変えると使いやすさも大きく変わる
サイフォン式コーヒーメーカーの特徴としては、熱源を気軽に変えられるという点です。
電気式は最初から付属しているものですが、アルコールランプやガスバーナー、ハロゲンランプは自由に変えられます。
購入するサイフォンによっては変えられない場合もありますので、あらかじめ確認しておきましょう。
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この記事を書いた人
編集部ライター・営業
バリ島で飲んだコーヒーの甘さとザラザラ感にびっくりし過ぎて、吹き出した経験をもつ編集部ライター。
その経験をきっかけに日本と世界のコーヒーの違いを知り、コーヒーの奥深さどんどんハマっていく。
コーヒーの味や香りだけでなく、カフェ空間やコーヒーを作る工程などの魅力にハマり毎週喫茶店巡りをしている。