コーヒー本来の香りをイチから楽しみたい人は、コーヒー豆の状態で購入しますよね。
そしてコーヒー豆の状態で購入したときには、飲む直前にコーヒーミルを使って挽くことになります。
毎日飲むコーヒーだからこそ、コーヒー豆の挽きやすさやお手入れのしやすさは特に気になるところ。
中でも今回は、自分の手加減で調整できる手動コーヒーミル(ハンドミル)を厳選しました!
この記事を書いた人
コーヒーオンラインショップ・ブログ運営/フリーライター
A&K COFFEEのKINEOです。コーヒーが大好きで、四六時中コーヒーと戯れています。現在は『コーヒー豆を完全受注焙煎にて自家焙煎するオンラインショップ』と『A&K COFFEEブログ』を運営しています。コーヒーの魅力や知識・技術、そして有益な情報を発信し共有して頂けたらと思っております。
手動コーヒーミル(ハンドミル、手挽きミル)とは
手動コーヒーミル(ハンドミル、手挽きミル)とは、手でハンドルを回して挽くタイプのコーヒーミルです。
コーヒー豆を刃で挽いて粉にするのですが、これを手動でやるタイプのものがハンドミル。
豆を挽くときの香りや音を楽しめて、その時間すらも楽しむことができるコーヒーミルです。
電気などを必要としないため持ち運びにもかなり便利なので、キャンプやアウトドアにも適しています。
手動コーヒーミル(ハンドミル)の魅力
コーヒー豆を自分の好みの粗さに挽くことができる
手動コーヒーミルを使う魅力のひとつは、コーヒー粉の粗さを細かく調整することができるという点です。
電動コーヒーミルになると、短時間で一気に挽いてしまうため細かな調整がとても難しいです。
対して手動コーヒーミルならば、挽目をチェックしながら挽くことができますよ。
挽いている時間や香り、音を楽しめる
手動コーヒーミルを選ぶべき一番の理由は、豆を挽いている時間が重要だということ。
ゴリゴリと音を立てながら豆を挽きますが、このときの香りや音、時間はここでしか楽しめません。
実際にコーヒーとして飲むまでの間を楽しめるのが、手動コーヒーミルの良さです。
手動コーヒーミルと電動コーヒーミルの違い
手動コーヒーミルは、その名の通り電気などを使わず自分の手でハンドルを回し、コーヒーを粉にします。
電動コーヒーミルは、電気を使って自動的にコーヒー粉にしてくれる、手軽なコーヒーミルです。
時間に余裕があり、細かく挽目を調整したいならば手動コーヒーミルを。
一度に大量のコーヒー豆をサッと挽いてしまいたいときには電動コーヒーミルを選びましょう。
手動コーヒーミル(ハンドミル)の選び方
手動コーヒーミルは自分好みのコーヒーを挽くことができるので、電動よりも調整が簡単です。
また電動と比べればコスパが非常に良いものも多いので、とても多くのアイテムがあり悩んでしまうこともありますよね。
コーヒーの挽きやすさで選ぶ
最も重要なのは、ハンドミルという手作業になるのでコーヒーが挽きやすいかどうかはとても重要です。
ハンドミルになると自分の加減で好みの挽き方ができるようになりますが、使いづらいとうまく挽けなくなりますよね。
まずはうまく挽けるようなコーヒーミルなのかどうか、そこから選んでいくと長く使えるものに巡り会えますよ。
刃の種類で選ぶ
コーヒーミルの刃には大きく分けて3種類あり、それぞれに特徴があります。
一般的なプロペラ式は、現代においてあまりおすすめできず、雑味が出やすくなったり香りが飛んでしまったりといったデメリットがあります。
対して臼式やコニカル式などは、雑味が少なく抑えられ、香りもしっかりと楽しめる刃の形です。
掃除や手入れのしやすさで選ぶ
コーヒーミルを使う人は、基本的に毎日のようにコーヒーを飲むという方が多いのではないでしょうか。
毎日使うものだからこそ、丁寧に洗って長く使い続けるためにお手入れが簡単だというのはポイントのひとつになります。
掃除やお手入れは毎日するものなので、劣化しないように分解したり組み立てることが簡単なものがおすすめです。
コーヒーミルのデザインで選ぶ
なんといっても、今や色々なデザインがあるコーヒーミル。その見た目はインテリアとして使えるものも非常に多いです。
コーヒーを飲まないような人でも、純喫茶のような空間を作ることができるインテリアとしての魅力を持っています。
利便性だけではなく、ただそこに置いてあるだけでもサマになるコーヒーミルがよりおすすめです。
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手動コーヒーミル(ハンドミル)のおすすめランキング
No.1 ポーレックス コーヒーミル
コーヒーミルの入門編としておすすめ
多くの人が最初に選ぶことの多い「ポーレックス」
細身で握りやすく、ミル刃の材質にはセラミックを採用しているため水洗いも可能なタイプです。
この価格のミルで挽き目設定がエスプレッソ~フレンチプレスまでと幅広く対応しているのも非常に優秀な点です。また日本製というところも嬉しいポイント!
レビュー
- 容量
- 利便性
- 機能性
- 手入れ
- デザイン
- コスパ
▼商品情報
色 |
1色 |
重量 |
280g |
サイズ |
48×193×48mm |
素材 |
セラミック製 |
種類 |
手動 |
No.2 TIMEMORE NANO Coffee Grinder
コンパクトで高性能なタイムモアが超優秀
「Timemore」の名品と呼ばれるモデル「NANO」の特徴としては、ダブルベアリング採用で、軸の安定性、回転の円滑さがとても優秀です。
刃はステンレス鋼で非常に鋭く、少しの力で豆を挽くことができます。
挽き目は約36段階、ミル表面が独自の加工で握りやすいのも挽きやすさに繋がっています。デメリットは、コンパクトなため約15gの内容量くらいです。
レビュー
- 容量
- 利便性
- 機能性
- 手入れ
- デザイン
- コスパ
▼商品情報
色 |
2色 |
重量 |
580g |
サイズ |
166×126×74mm |
素材 |
臼式ステンレス製 |
種類 |
手動 |
No.3 ザッセンハウス コーヒーミル ハバナ
ドイツ製のコーヒーミルにハズレなし
ドイツ製コーヒーミルの雄「ザッセンハウス」はドイツの中でも名高く歴史のあるメーカーです。
箱型のモデルが多いメーカーですが、こちらの筒型の方が持ちやすくコーヒー豆もとても挽きやすいです。
ミル刃の性能、軸の安定性もドイツ職人ならではの高い技術が光ります。ハンドル部分の持ち手の小ささがデメリット。
レビュー
- 容量
- 利便性
- 機能性
- 手入れ
- デザイン
- コスパ
▼商品情報
色 |
1色 |
重量 |
440g |
サイズ |
120×53×207mm |
素材 |
コニカル式真鍮製 |
種類 |
手動 |
No.4 TIMEMORE 栗子C2 Coffee Grinder
価格以上の性能を有するコーヒーミル
Timemoreから人気モデルの「粟子C2」は製造国の台湾は、近年では日本を凌ぐほどのコーヒー大国になりつつあります。
その台湾の一押しメーカーが「Timemore」です。ミル刃にはステンレス鋼を採用し、ベアリングによってとてもスムーズな挽き心地を実現しています。
外装のダイヤ模様も挽きやすさに貢献しています。コスパも優秀!
レビュー
- 容量
- 利便性
- 機能性
- 手入れ
- デザイン
- コスパ
▼商品情報
色 |
1色 |
重量 |
430g |
サイズ |
192×142×66mm |
素材 |
臼式ステンレス製 |
種類 |
手動 |
No.5 Comandante C-40 MK3 ニトロブレード
世界最高峰の性能と精度を誇るコーヒーミル
世界最高峰のコーヒーミル「コマンダンテ C-40」はバリスタの世界大会で公式採用されている電動のEKグラインダーと性能比較されるほど高性能な手動ミルです。
ミル刃にニトロブレードという特殊鋼を採用、ボールベアリング内臓で完璧な挽き目を実現しています。
世界中で品薄が続く一生物のミルです。デメリットは単純に価格!
レビュー
- 容量
- 利便性
- 機能性
- 手入れ
- デザイン
- コスパ
▼商品情報
色 |
10色 |
重量 |
1.12kg |
サイズ |
530×122×82mm |
素材 |
コニカル式ステンレス製 |
種類 |
手動 |
No.6 ザッセンハウス コーヒーミル サンティアゴ
箱型ミルならザッセンハウスがおすすめ
ザッセンハウスの箱型コーヒーミル「サンティアゴ」は、同じドイツメーカーの「メリタ」が販売しています。
とはいえ製品の精度の高さは、職人の高い技術により維持されており、美味しい珈琲に欠かせない均一性の高い粒度を実現しています。
インテリア性も高く、見た目も非常に映えるコーヒーミルなのでどんな場面でも重宝できます。
レビュー
- 容量
- 利便性
- 機能性
- 手入れ
- デザイン
- コスパ
▼商品情報
色 |
1色 |
重量 |
800g |
サイズ |
154.9×154.9×196.1mm |
種類 |
手動 |
No.7 カリタ 手挽きコーヒーミル KH-10
コスパ、見た目で決めるならカリタがおすすめ
日本製カリタの「手動コーヒーミル」は、温かみのある木製のカリタのコーヒーミルです。
日本の珈琲メーカーでも老舗のカリタ。こちらのミルは台湾で製造されていますが、ブランドの名に相応しい作りで安心です。
また、カリタは各メーカーの中でもデザイン性が高いのもポイント。低価格、見た目で選ぶならカリタがおすすめ!
レビュー
- 容量
- 利便性
- 機能性
- 手入れ
- デザイン
- コスパ
▼商品情報
色 |
6色 |
重量 |
515g |
サイズ |
70×170×175mm |
素材 |
臼式鋳鉄製 |
種類 |
手動 |
No.8 ハリオ 手挽きコーヒーミル MSS-1TB
コスパ重視で選ぶならこのミルがおすすめ
日本製ハリオのコーヒーミル「セラミック スリム」は、セラミック製で作られており、お手入れ時の水洗いが可能です。
セラミック刃は、金属刃に切れ味は劣るものの、熱が発生しづらく珈琲の風味が損なわれにくいのがメリットです。
また、スリムな形状のため持ちやすいのも特徴です。
レビュー
- 容量
- 利便性
- 機能性
- 手入れ
- デザイン
- コスパ
▼商品情報
色 |
1色 |
重量 |
250g |
サイズ |
15x7.2x22cm |
素材 |
臼式セラミック |
種類 |
手動 |
No.9 カリタ コーヒーミル ダイヤミル
存在感バツグンのコーヒーミルならコレ
日本製カリタの「ダイヤミル」は、重厚感やビンテージ感のある見た目で一部の人にはとても好評な縦型の手動ミルです。
お部屋に置いていても存在感を放つミルです。もちろんミルとしての性能も高く、珈琲を美味しく味わっていただけます。
また、本体が重いため押さえる必要があまりないのもポイントです。
レビュー
- 容量
- 利便性
- 機能性
- 手入れ
- デザイン
- コスパ
▼商品情報
色 |
2色 |
重量 |
3.3kg |
サイズ |
174×180×245mm |
素材 |
臼式鋳鉄製 |
種類 |
手動 |
No.10キャプテンスタッグ コーヒーミルUW-3501
安心の日本製で手入れも使いやすさも抜群
パール金属の「キャプテンスタッグ コーヒーミルUW-3501」は、日本製ならではの安心感と長持ち構造で作られています。
セラミック刃なので金属臭などは一切なく、摩耗しにくいためにいつまでも使えるような使い勝手の良さがあります。
組み立てや分解がとても簡単なので、丁寧に隅々までしっかりと洗える構造になっているのもおすすめのポイントです。
レビュー
- 容量
- 利便性
- 機能性
- 手入れ
- デザイン
- コスパ
▼商品情報
色 |
1色 |
重量 |
219g |
サイズ |
169×60×56mm |
素材 |
臼式セラミック製 |
種類 |
手動 |
手動コーヒーミル(ハンドミル)のおすすめ一覧表
今回おすすめするコーヒーハンドミルは、特に使い勝手やお手入れがしやすいものを厳選しています。
インテリアとして置いておくだけでもサマになるようなコーヒーミルも多いので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね!
No | 商品 | 商品名 | 参考価格 | 購入先 | 色 | 重量 | サイズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ポーレックス コーヒーミル |
9,180円 |
1色 | 280g | 48×193×48mm | ||
2 | TIMEMORE NANO Coffee Grinder |
14,980円 |
2色 | 580g | 166×126×74mm | ||
3 | ザッセンハウス コーヒーミル ハバナ |
12,995円 |
1色 | 440g | 120×53×207mm | ||
4 | TIMEMORE 栗子C2 Coffee Grinder |
7,200円 |
1色 | 430g | 192×142×66mm | ||
5 | Comandante C-40 MK3 ニトロブレード |
46,500円 |
10色 | 1.12kg | 530×122×82mm | ||
6 | ザッセンハウス コーヒーミル サンティアゴ |
13,500円 |
1色 | 800g | 154.9×154.9×196.1mm | ||
7 | カリタ 手挽きコーヒーミル KH-10 |
3,515円 |
6色 | 515g | 70×170×175mm | ||
8 | ハリオ 手挽きコーヒーミル MSS-1TB |
2,118円 |
1色 | 250g | 15x7.2x22cm | ||
9 | カリタ コーヒーミル ダイヤミル |
12,380円 |
2色 | 3.3kg | 174×180×245mm | ||
10 | キャプテンスタッグ コーヒーミルUW-3501 |
3,303円 |
1色 | 219g | 169×60×56mm |
ハンドミルの売れ筋ランキングをチェック!
ご参考までに、ハンドミルの売れ筋ランキングを各サイトにて確認できます。
コーヒーミルで挽くのは飲む分だけにしよう!
コーヒーミルを手に入れると、自宅にある分のコーヒー豆は次々と挽いていきたくなるもの。
しかし、コーヒー豆は一度挽いてしまうとその時点から鮮度は落ちていってしまうものなので、飲む分だけ挽くようにしましょう!
新鮮なコーヒーを楽しむためにも、その都度でコーヒーミルを使用し、より美味しくコーヒーを楽しんでみてください。
手動コーヒーミル(ハンドミル)のよくある質問
Q. 手動コーヒーミル(ハンドミル)とは?
ハンドルを回しながら手動でコーヒー豆を挽く、コーヒーミルのことです。
Q. 手動コーヒーミルと電動コーヒーミルの違いは?
手動コーヒーミルはハンドルを手で回しながら挽き、電動コーヒーミルは電気の力で自動的に豆を挽きます。
Q. 手動コーヒーミル(ハンドミル)の選び方は?
手動コーヒーミルを選ぶときは、刃の形や挽きやすさで選ぶのがおすすめ。
また、コーヒー粉が掃除しやすいかといったお手入れについてもチェックしておきましょう。
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この記事を書いた人
KINEO
コーヒーオンラインショップ・ブログ運営/フリーライター
A&K COFFEEのKINEOです。コーヒーが大好きで、四六時中コーヒーと戯れています。現在は『コーヒー豆を完全受注焙煎にて自家焙煎するオンラインショップ』と『A&K COFFEEブログ』を運営しています。コーヒーの魅力や知識・技術、そして有益な情報を発信し共有して頂けたらと思っております。たくさんの方の素敵なコーヒーライフの参考になれば幸いです。